レシピのフランス語講座はじまりました!

フランスの食(料理・菓子・材料・歴史)に関するおすすめの本

フランスの食に関する本を集めました。フランス料理やお菓子、食材、フランスや食に関する歴史、そのほか料理やフランス語を勉強する上で必要な本を紹介します。

タイトルが日本語のものは日本語、フランス語のものはフランス語で書かれています。タイトルをクリックすると、詳しく解説したページにリンクしています。

お菓子から学ぶフランス語講座

お菓子に関するおすすめの本・レシピ本

  • お菓子ノート
  • 万国お菓子物語
  • ハプスブルク家のお菓子 プリンセスたちが愛した極上のレシピ
  • フランスの地方菓子
  • フランスの素朴な地方菓子 長く愛されてきたお菓子118のストーリー

パティシエによるレシピ本

  • LE CHOCOLAT SELON BERNACHON: リヨンのベルナションによるレシピ本
  • Les Desserts de Paul Bocuse: ポール・ボキューズによるデザートのレシピ本
  • La Pâtisserie de Cyril Lignac
  • La pâtisserie de Yann Couvreur
  • La pâtisserie de Yann Couvreur pour les enfants, la suite !
  • Infiniment Macaron (Pierre Hermé)

レシピ本・教科書

  • Le grand manuel du pâtissier: フランス菓子レシピの教科書
  • Le grand manuel du chocolatier
  • Le grand manuel du confiseur
  • Le petit manuel des petits fours
  • Le petit manuel des gâteaux de voyage
  • Le petit manuel de la viennoiserie
  • Le Petit Larousse Pâtissier
  • Petit Larousse des desserts : Pâtisseries, confitures et sucreries
  • Pâtisserie: Toutes les techniques et recettes d’une école d’excellence
  • HAUTE PÂTISSERIE – 100 CRÉATIONS PAR LES MEILLEURS CHEFS PÂTISSIERS
  • Pâtisserie, l’ultime référence
  • Pâtisserie (Ferrandi Paris)
  • La pâtisserie Alsacienne
  • Fou de Pâtisserie: フランスパティスリーの最新情報と有名パティシエのレシピ掲載の雑誌

パティシエの卵のための教科書

フランスでパティシエになるための基礎的な資格であるCAP pâtissier(セ・ア・ぺ・パティシエ)を目指すための本。お菓子の作り方、材料や衛生、実技などパティシエを職業とするために必要なことがまとめられています。日本の基準とは異なり、フランスでパティシエとして働きたい方は必ず知っておきたい知識です。

CAP(Certificat d’aptitude professionnelle) とは「職業適正証書」で職業に就くためのディプロムのこと。パティシエの場合、実技と筆記・口頭試験に合格したら取得することができます。

フランス料理に関するおすすめの本・レシピ本

  • フランス料理ハンドブック
  • ボキューズの食卓
  • LE RÉPERTOIRE DE LA CUISINE〈フランス料理総覧〉改訂版
  • Le grand cours de cuisine FERRANDI: L’école française de gastronomie
  • Cuisinez bien accompagné avec ma méthode Mentor

食の歴史に関するおすすめの本

食の歴史を知るためには、まず世界史全体の流れを知るために一般的な歴史の本を読むことをお勧めします。また、フランス料理を知るためにはフランスの歴史だけではなく世界史を知る必要があります。

世界史全般、食材の歴史だけであれば日本語の本でも十分な知識量ですが、お菓子の歴史だとフランス語の本を読むことをおすすめします。それぞれのお菓子についての由来や歴史の情報量はフランス語の方が膨大です。

  • フランス料理の歴史
  • お菓子でたどるフランス史
  • 図解 食の歴史
  • チョコレートの歴史
  • 砂糖の世界史
  • 教養としての「フランス史」の読み方
  • 一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書
  • La grande histoire de la patisserie-confiserie française
  • La très belle et très exquise histoire des gâteaux et des friandises
  • La merveilleuse histoire des pâtisseries
  • Histoire inédite des pâtisseries françaises: Tout ce que vous avez cru savoir de la pâtisserie n’est que légende
  • Histoire(s) de la gastronomie lyonnaise
  • Bescherelle – Chronologie de l’histoire de France

食に関する辞書・辞典

食の知識を知るために、辞書を併用して読むことはすごく大切です。日本語での意味を知るためにも日仏の辞書も必要ですし、フランス語の辞書を読むことはもっと大事です。日本語に訳されている語はとても少なく、フランス語で知ることは大事です。

食材・材料に関するおすすめの本

食材に関する本も併せて読むこともおすすめしています。日本語の本にはチョコレートやワインなど優しく噛み砕いて書かれた本もあるので、入門編としておすすめできます。また、歴史やレシピ本に材料の項目が含まれています。フランス語の本の場合は、CAP Pâtissierの本に材料について詳しく書かれています。

  • フランス料理ハンドブック
  • 製菓原材料入門
  • 科学でわかるお菓子の「なぜ?」―基本の生地と材料のQ&A231
  • チョコレート検定 公式テキスト
  • ワインの基礎知識

そのほかおすすめの本

  • おいしさを伝えるレシピの書き方Handbook
  • お菓子屋さんでフランス語
  • Bescherelle La conjugaison pour tous: フランス語動詞の活用形のベストセラー本

パティスリーをつかった勉強法

フランス語の勉強は単調で退屈なものです。実際にわたしもそう思います。最初は楽しいんですけど、だんだん複雑になっていって、何度も間違えるしイライラします。

というわたしのような学習者の方へ、おすすめのパティスリーをつかった勉強法をお伝えします。わたしもフランスのお菓子に興味があったので、興味があることで勉強を続けていました。

お菓子に関する本(なるべく簡単そうな本)を買い、ノートに書き写します。分からない単語の意味を調べたり、文の構造を分解します。最初は分からないことばかりでノートは真っ赤なのですが、ノート1冊終わることには分かることが増えていきます。

本はレシピや歴史の本を筆写していました。レシピだと同じような表現や単語が出てくるし、文法もB1くらいのが多用されています。

筆写した後は、声に出して発音します。スラスラ読めるようになるまで発音します。

分からない単語や文法を聞いても読んでも分からないので、聞く読む話す書くという全ての能力のベースになる勉強法です。

勉強を始めるのが難しいということがあると思いますが、筆写だと最初はただ書き写すだけでいいので、始めやすいと思います。

ぜひ、興味のある分野からの勉強を始めてみてはいかがでしょうか。

以上、フランスでパティシエとして働くために必要な語学力と勉強法のまとめです。DELFのB1レベルを目指し、努力を重ねることでスムーズにフランスでのパティシエのキャリアをスタートすることができるでしょう。

また、お菓子のレシピから始めるフランス語を勉強する「レシピのフランス語講座」を開いています。ぜひ、パティシエを目指す勉強法の一つとしてご検討ください。

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