ヴァシュランは、フランスではレストランのデザートとしてとてもよく知られています。日本ではチーズのヴァシュランを知っている方が多いのではないでしょうか。
この記事では、実際フランスのレストランで提供されたヴァシュランの画像とともに、どんなお菓子か、由来や材料構成についてお伝えします。
目次
ヴァシュランとは?
ヴァシュランは焼いたメレンゲにアイスクリームやホイップクリームを挟んで、フルーツを飾ってソースをかけた冷たいデザートです。
苺やフランボワーズなどの赤い果物をつかって、赤い果物のソースをかけたものを多く見かけます。見た目は日本のフルーツのショートケーキのようですが、メレンゲ生地がサクサクした食感です。

レストランのデザートとして、アイスクリームを添えて提供されます。
フランス語の名前
- Vacherin
-
[vaʃʁɛ̃] ヴァシュラン / フランス語
ヴァシュランの構成
分類 | パティスリー/デザート/アントルメ |
構成 | メレンゲ生地 アイスクリーム シャンティイクリーム フルーツ |
材料 | 卵白 砂糖 生クリーム 牛乳 卵 フルーツ |

ヴァシュランの由来
時代 | 19世紀ごろ |
国 | フランス |
地方 | 不明 |
町 | 不明 |
人物 | – |
スイスやフランシュ・コンテ地方で作られている同じ名前のチーズがあり、それに形と色が似ていることから、このアントルメにもヴァシュランという名前が付けられました。
- ヴァシュラン(チーズ)とは?
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ヴァシュランとは加熱しない牛乳で作るウォッシュタイプのチーズで、サヴォワ地方やフランシュ・コンテ地方、スイスで作られており、桜桃などの木の容器に入っているのが特徴です。
すでに19世紀半ばにはヴァシュランが作られていたことが記してあり、当時はアーモンドペーストで作るスイス風のものと、メレンゲ作るヴァシュランに分けられていました。
