今回は、ラザニアの作り方を紹介します。ラザニアはフランスでも人気の料理です。
ラザニアの生地は茹でずに作ります。下ゆでしなくてもボロネーズソースとホワイトソースの水分で柔らかくなります。ラザニア生地を茹でるのはめんどくさいのでいつもこの方法でラザニアを作っています。下ゆでしなくてもちゃんと生地にがちょうどいい固さになります。
ちょっとの手間をかけただけで、すっごく美味しくできるし、喜ばれるしうれしい限りのレシピです。
さあ、作っていきましょう!
ラザニアの材料
6人分の分量です。
- ラザニア乾燥生地 8枚
- トマトピューレ 600g
- 牛ひき肉 400g
- たまねぎ 1個
- にんじん 1個
- にんにく 2かけ
- オリーブオイル 大さじ2
- ハーブ(バジル・タイム等) 大さじ1
- 砂糖 小さじ2
- 塩 小さじ1
- 胡椒 小さじ1/2
- エメンタルチーズ 120g
- パルメザンチーズ 60g
ホワイトソースの材料
ホワイトソースはフランス語でベシャメルソース(la sauce Béchamel)といいます。
- バター 70g
- 薄力粉 70g
- 牛乳 600g
- 胡椒 少々
- ナツメグ(仏:noix de muscade) 小さじ1/3
- ハーブは乾燥で可。なければ省略も可
- チーズも2種類ない場合は、とろけるチーズ(Fromage râpé)で代用してください。
- 砂糖を加えるとトマトの酸味がやわらかくなります。
目次
調理器具
- フライパン
- 片手鍋
- オーブン皿:あらかじめラザニア生地のサイズと合わせましょう
- 泡立て器
- 木べら、フォーク等の炒めるための器具
できあがりまでの時間
- 準備 : 1時間以内
- 焼成 : 200度で50分程度
作りかた
行程を細かく分け、丁寧に説明していきます。
ボロネーズソースの作りかた
- 野菜を切っていきます。にんにく、たまねぎ、にんじんはすべてみじん切りにします。
- フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、弱火にかけ、炒めます。
- にんにくの香りが出てきたら、たまねぎとにんじんを入れ、弱火で炒めます。
- 玉ねぎがしんなりしたら、牛ひき肉を入れ、炒めます。
- 牛ひき肉に焼き色がついたら、トマトピューレ、塩、こしょう、ハーブ類を加えます。
- 蓋をして弱火のまま15分程度煮込みます。
このくらいのタイミングでオーブンを余熱にかけます。
ホワイトソースの作りかた
ボロネーズソースを煮込んでいる間に、ホワイトソースを作っていきます。
- 片手鍋にバターを加え、弱火にかけます。
- バターが完全に溶けたら、小麦粉を一気に入れ、弱火のまま炒めていきます。
- バターと小麦粉が合わさり、かたまりができます。
- 牛乳を少しずつ加えて、泡立て器で混ぜていきます。
- ゆるいとろみがついたら、塩と胡椒、ナツメグを加え混ぜ合わせます。
仕上げ
オーブン皿に、ホワイトソース、ボロネーズソース、ラザニア乾燥生地、チーズを敷いていきます。
順番:ラザニア生地→ホワイトソース→ボロネーズソース→ラザニア生地→ホワイトソース→ボロネーズソース→エメンタルチーズ→ラザニア生地→(繰り返す)→ラザニア生地→ホワイトソース→パルメザンチーズ
ラザニア生地は4段(全部で8枚)使います。
200度のオーブンで50分ほど焼きます。

失敗しないコツ
- ボロネーズソースとホワイトソースはあまり煮詰めすぎないようにしましょう。ラザニア生地は乾燥のまま入れるため、ソースの水分がないと十分に生地が柔らかくなりません。ソースの水分で生地をゆでるっていうイメージです。
- ホワイトソースを作る際の小麦粉のかたまりは、牛乳を少しずつ加えていくことで溶けますので慌てなくても大丈夫です。
- 食べる1時間半前にオーブンに入れ、焼き上がったらあら熱をとり、食べる前に再度温めると、ラザニアの切り口がきれいになり、崩れることがありません。
参考動画
ソースと生地の重ねかたはこちらを参考にしていただけると分かりやすいです。
ぜひお試しください!
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