ヒアリングに効果大なフランス語の音読とは?

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前回、音読100回やるのを2ヶ月続けてたら、ヒアリングの効果が出てきたよ〜!っていう記事を書いたのですが、なんで音読でヒアリングの効果が出るのよっ?って思った方も多いと思いますので音読について紹介します。

目次

音読の効果とは?

音読を紹介しま〜す!って言っておいて申し訳ないですが、わたしはこの先生の本を参考にしました。英語業界では有名な先生で本も多数出版されています。

Kindleで読むこともできます。(紙の本よりも安いです)

そもそも音読とは、外国語習得のための伝統的な練習法です。

トロイ文明を発掘したシュリーマンは複数の外国語をマスターするために、さかんに音読を行ったそうです。また、最近では脳の言語野であるウェルニッケ中枢を刺激するなど大脳生理学的な裏付けもあるようです。

英文を理解しながら繰り返し自分の口から発して行く作業は、英語を、英語の語順で直接・瞬間的に受け入れる体質を養成し、リスニング力も含め英語の基底能力を総合的に高めてくれます。

(英語→フランス語と考えてください)

音読することによって、リスニング力を含めたフランス語の基礎能力が身に付くんだそうです。

たしかに、わたしも特にヒアリング力が身に付いたなぁと感じているのでその通りだと思います。

外国語を話せるようになっている方が言っているアドバイスは、わたしは素直に聞くようにしています。この本を読んですぐにいいじゃんっ!って思って、すぐにテキストを買って、すぐに音読を始めました。いいなって思ったら行動は早いんです。あとは続けていくだけ。簡単ですね。

音読のしかた

準備するもの
  • フランス語の文章が書かれたテキスト
  • その音声

つかうテキストは新聞記事や小説、フランス語の教科書、NHKのテレビ・ラジオのフランス語講座などがあります。テキストに載っている文章の音声(CDやダウンロード)があることが必須です。

ご自身のお好きな文章や音声を選びましょう。テキストの選び方は下記にも書いています。

音声の手順

STEP
2〜4分くらいの長さに文を区切ります

選んだテキストの音声を聞き、だいたい2〜4分くらいの長さに区切ります。これを1ブロックとします。

最初のうちは2分程度の長さにするとやりやすいです。

STEP
文章の意味を理解します

1ブロックの文章のフランス語の意味を理解します。知らない単語や表現は調べて、文章がどういう意味なのかを把握します。

STEP
リピーティング(20回)

リピーティングとは、音声を一文聞いて、再生をいったん止めて、正確に真似して声に出す方法です。

文を見ながら、声に出して読みます。音声を聞いてもわからない場合は、何度も何度も聞いて、文を見て、発音します。

1文ずつ20回行い、1ブロックのすべての文章を20回ずつリピーティングします。

STEP
音声なしでテキストを見ながら音読します(20回)

次に、音声は聞かずに、テキストを見ながら音読します。これも1文ずつ行い、それぞれを20回ずつ音読します。

STEP
リピーティング(10回)

再度STEP3のリピーティングを同様に10回ずつ行います。

STEP
シャドーイング(50回)

シャドーイングとは音声を聞きながら、そのまま後を追いかけながら、声に出す方法です。通訳の方がしている勉強法で、すごく難しいです。

これを1ブロックを50回行います。

1ブロックが終わったら次のブロックに進みます。

かなりハードな勉強法です。

最初はスラスラと読めないし、音声にも着いていけなかったりするけれども、30回くらいで慣れてききます。音読を続けていたら、早く慣れてくるようになります。慣れてきてスラスラと読めるようになってから、繰り返し100回まで音読を続けることが重要なんだそうです。

テキストの選び方

最初に音読する場合、テキストを選ぶポイントをまとめてみました。

  • 黙読してみて、単語はほぼ理解できる(95%以上)
  • 文法や動詞の時制も理解できる
  • 音読するとスラスラ読めない
  • 自分のレベルよりも1〜2レベル下のもの
  • 読んでいておもしろいと感じるテキスト

「この文章簡単!」って思うテキストを必ず選んでください。

新聞の記事だったり、自分が今学んでいるレベルのテキストを選んでしまうと、かなり苦しい音読の勉強となります。

自分が中級レベル(DELF B1)くらいにいるとすると、入門くらいのレベルにするとちょうどいいです。中級レベルでも実際に入門レベルを音読してみると、スラスラは読めないはずです。

また、興味のあるテキストがおすすめです。面白いと感じない文章だと音読するのが苦痛です。

音読100回、実際にやってみた

使ったテキストはこちらです。フランスの有名な19世紀の作家ジュール・ヴェルヌの「80日間世界一周」です。小説の内容もワクワクします。

実際に使ったテキストはこちらです。本の長さもナレーターも面白さも完璧でした!

薄いテキストだし、音声もついているので音読にぴったりです。この本は本当に何度も何度も繰り返しました。

100回音読するとフランス語が話せる

黙読するとすごく簡単な文章なんですけど、音読するとまぁ〜へたくそ。リエゾンも発音もうまいことできません。引っかかりすぎてなんやらほい。

っていう最初の状態から100回も音読すると、まぁまぁちゃんと発音できて、スラスラと音読できるようにはなります。リエゾンや発音に注意しながら100回も音読するとまぁスラスラになりますよ。

100回読めばいいだけです。聞こえは簡単そうなんですけどね、やるのはなかなか大変です。

これを今ひたすらやっているところです。まだ始めて1ヶ月弱ですが、効果はまだはっきりとわかりません。そのうち出てくるのかもしれません。

語学の勉強はすぐには結果が出ないですからね。じみーに訓練をしてるうちに上達してるのかもしれないです。

追伸(2025年12月):この勉強から数年経ちました。今この頃の勉強を振り返ると、この音読は効果があったんじゃないのかなって感じています。すごく地味で時間のかかる勉強法で、当時はこの音読で本当にフランス語力が上がるのか、本当に不安でした。ですが、結果として、音読でフランス語が口から出てくるようになったと思っています。

この音読を2ヶ月続けた時の効果を記録しています。こちらの記事をご覧ください。

もりりん
パティシエ
フランスのパティスリーで働いでいます。フランスの大学の歴史学科で勉強してます。よろしくね
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