サン=ジャン=ド=リュズのマカロンとはバスク地方のサン=ジャン=ド=リュズの町の特産のマカロンです。外側はカリッとしていて内側は柔らかな食感で、丸くて平たいマカロンです。
サン=ジャン=ド=リュズとはフランス南西のヌーヴェル=アキテーヌ地域圏のスペインとの国境近くにある海辺の街です。
目次
名前
- Macaron de Saint-Jean-de-Luz
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[makaʁɔ̃ də sɛ̃ ʒɑ̃ də lyz] マカロン ド サン ジャン ド リュズ / フランス語
「サン=ジャン=ド=リュズのマカロン」という意味
種類・構成
分類 | パティスリー/プチフール/マカロン |
構成 | マカロン生地 |
材料 | アーモンド 砂糖 卵白 |
誕生した時代・場所・人物
時代 | 1660年5月8日 (17世紀) |
国 | フランス |
地方 | ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏 |
町 | サン=ジャン=ド=リュズ |
人物 | アダム (Adam) |
歴史・由来
1660年5月8日、サン=ジャン=ド=リュズではフランス王ルイ14世とスペイン国王フェリペ4世の娘マリー・テレーズ・ドートリッシュとの結婚式の準備が行われていました。
その際、王や従者は船主アラネデが所有しているロオビアグ城に宿泊しました。
町の商人たちは王を歓迎して、様々な最高の贈り物をしました。城の近くにあるパティスリーのアダムは美しいガチューシャ模様の台の上に店の名物であるアーモンドのマカロンを並べました。このマカロンがとても美味しく、王族たちはとても気に入りました。
王妃の母親はマカロンのお礼に水晶のロザリオを贈りました。アダムはロザリオは肌身離さず持ち歩きました。
その2年後、アダムの甥は結婚し、このマカロンの製造を続けました。
今日では、世代は引き継がれていますが、太陽王の時代と同じ美味しさのままです。そして、マカロンのレシピは今でも大切に守られています。
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