リュネットはフランス語で「眼鏡」という意味で、表面に2つの穴がメガネ状に見えるため名付けられました。楕円形の2枚のサブレの間にフランボワーズのジャムを挟み、粉砂糖を表面に振ります。表面のサブレ生地には2つの穴があけられていて、眼鏡の形をしているのが特徴です。
中世時代にドローム県のロマン=シュル=イゼールで生まれました。
目次
フランス語の名前
- Lunettes
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[lynɛt] リュネット / フランス語
「眼鏡」という意味 - Lunettes de Romans
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[lynɛt də ʁɔmɑ̃] リュネット ド ロマン / フランス語
「ロマンの眼鏡」という意味
« Romans » とは「ローマ人」のことではなく、フランスの町ロマン=シュル=イゼール(Romans-sur-Isère)のことです - Milanais
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[milanɛ] ミラネ / フランス語
「ミラネ人」という意味
リュネットの構成・材料
分類 | パティスリー/ビスキュイ |
構成 | サブレ生地 ジャム 粉砂糖 |
材料 | 小麦粉 砂糖 バター 卵 フランボワーズ 粉砂糖 |
リュネットが誕生した由来
時代 | 中世時代 |
国 | フランス |
地方 | オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏 |
町 | ロマン=シュル=イゼール (Romans-sur-Isère) |
人物 | – |
リュネットは、イタリアから伝わったミラネというビスケットに着想を得て、中世時代に作られました。
ミラネとの違いは表面に開けた穴の違いで、ミラネはひとつで、リュネットは2つです。

