ショコラティエの販売員の1日

わたしは、町で有名なショコラティエで販売員をしています。

今回は、わたしの有名ショコラティエの販売員の1日を紹介したいと思います。

目次

出勤

わたしの働いているショコラティエはパティスリーと兼ねているためヴィエノワズリーやケーキも販売しているので、朝早くから開いています。

8時15分くらいに会社に着いて、着替えを済ませて、8時半キッカリに勤務開始です。と同時にお店も開きます(笑)店内にはまだお菓子は並んでおらず、前日からショーケースに置かれているチョコレートが残っているだけです。そして、販売員やオフィス担当はショーケースを拭いたり、掃除機をかけ始めます。それと同時に完成したヴィエノワズリーやケーキ、焼き菓子を並べていきます。

店内はまだ準備中なのですが、お客さんは構わずに入ってきます。

ちなみに、この時間に店頭に並ぶのは前日に置いていたお菓子です。パティシエは5時くらいには働き始めるのですが、さすがに8時半には当日のお菓子は出来上がってないんです。

当日に作ったお菓子が並ぶのは9時半〜10時ごろです。フランスのパティスリーはこんな感じで開店と同時に当日のケーキは並ばないので、昼前に行くのがおすすめです。

早番の出勤は8時半ですが、他の販売員は9時・9時半・10時・10時半と徐々に出勤してきます。

午前中の仕事内容

午前中は先ほども書いたように、掃除や商品陳列からはじます。ケーキや焼き菓子はパティシエが作り、オフィスでラッピングや仕上げをして、それを販売員がショーケースに並べていきます。チョコレートは専用の倉庫から運んできます。

9時半ごろにはたくさんのお客さんが入っているので接客・販売をします。この店での販売員の仕事は、接客してラッピングして袋に入れ、金額を入力してレシートをお客さんに渡すまでです。お客さんはレジで会計して、レジ係から商品を受け取ります。

お客さんのピークは11時〜12時半で、平日でも行列ができるほどです。

お昼休憩

早番(8時半出勤)の場合は11時〜13時がお昼休憩です。一番忙しいピークの時間に休憩をとる謎なシステムでした(笑)

そう休憩時間が2時間もあるんです。これは昔(1980年代ごろまで)の名残だそうで、当時は近所の人たちが働いていて、休憩時間に家に帰って休憩していたらしいです。(もしくは家事や子供の昼ごはん)今では近所で働いている社員ばかりではないので、ただ無駄に拘束時間が長いだけの休憩になっています。(販売員からも不評)

午後の仕事内容

午後も同様に接客・販売です。ピークの時間は過ぎているのですが、お客さんはそれなりに入ってきます。販売員も最低でも7人くらいがいるのですが、常に接客をしている感じです。とにかくお客さんの多い店です。

途中でチョコレートの補充はしますが、ケーキやお菓子は朝作ったものだけで、完売しても追加することはありません。

退勤

早番の場合は15時半〜16時半に仕事が終わり、時間きっかりには退社します。接客の途中でも同僚と交代したり、数分前には接客をしないようにしています。

閉店作業を担当する遅番の場合は、18時半ごろから徐々に片付けを始めます。19時閉店で19時15分に退社なので、お客さんがまだ残っているうちから、商品を裏に下げたり、掃除を始めたります。

朝の作業もそうですが、お店が開いる時に準備したり掃除したりするのはなんかカルチャーショックでした。日本だと、開店時間には全ての商品が並んでいて、閉店後に掃除を始めるのが一般的ではないかなと思います。フランスだとフツーにお客さんいるのに掃除機かけてたりしてます。お客さんもあんまり気にしていないんですが。

こんな感じでショコラティエの販売員として働いています。

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