フランスのパティシエの1日の仕事の流れと内容

わたしは今、フランスのパティスリー兼ブーランジュリーでパティシエとして働いています。

そんなわたしの仕事の1日をレポートしたいと思います。

目次

05:30 起床&準備

仕事は7時から始まるので、毎日5時半起きです。パティスリーで7時に勤務が始まるのは遅いほうで、一般的には5時くらいに始まることが多いようです。

起きたら、身支度&朝ごはんを済ませて、6時半過ぎに家を出ます。

07:00 出勤

まず職場に着いたら、オーブンを温め始めて、その間に着替えを済ませます。

ヴィエノワズリーに卵黄を塗り、バゲットと共にオーブンで焼いて冷ましておきます。パンを焼いている間にサラダを作ります。サラダはいつも2〜3種類あって、サーモンやチキンがメインのサラダとベジタリアン用の野菜たくさんのがあります。

その他にも数種類のキッシュ、クッキーやマフィンなどの甘いお菓子も作っていきます。

バゲットが冷める頃に、サンドイッチやパニーニの準備をします。10種類以上あり、毎日100個ほど売れるので大量に作ります。

最後にタルト、フルーツサラダ、フロマージュブラン(ヨーグルト&フルーツソース)を作ったら午前中の仕事は終わりです。

食材や梱包材などの配達がある日(週に3回!)は大量の荷物を冷蔵庫や冷凍庫、倉庫に入れるという作業もあります。

ちなみに、わたしは7時に仕事が始まることが多いのですが、他のメンバーは時間差で徐々に出勤してきます。

11:00 休憩

だいたい11時から12時くらいのお昼のお客さんが来店する前に休憩を取ります。ランチはお店のサンドイッチや惣菜、デザート、飲み物を取ることができます。休憩時間は他のメンバーと話しながら食べることが多いです。お客さんと同じサロンで食べるので、常連さんに話しかけられることもあります。

11:30 仕事再開

休憩時間は30分と短いので、労働時間がサックと終わるので助かります。(前に働いていたショコラティエは2時間〜2時間半もあったので拘束時間がすごく長く感じました…)→結構ココ大事なところ

休憩後は主に翌日の仕込み&掃除です。翌日のバゲットやヴィエノワズリー、タルト用の生地、クリームやソース、シロップなどの準備をします。食材の注文をする日もあります。

掃除は1時間〜1時間半くらいかけてきれいにしていきます。3ヶ月に1回衛生のコントロールが予告なしで入るので、常に清潔にして、食材を管理していかないといけないんです。わたしの働いている店はすごく清潔にしているほうだと感じるんですが、それでもコントロールが入ると緊張が走ります。

お客さんが多い日には追加でサンドイッチやお菓子を作ったり、ヴィエノワズリーを焼くこともあります。

14:00 仕事終わり!

フランスで働くことで良いことは退社時間になったらキッカリに帰れることです。14時になったら、途中の仕事は同僚に任せて帰ります。とはいえ、なるべく自分の仕事を終わらせるために、全力で動いています。

いつも14時というわけではなく、日によっては13時〜15時になることがあります。

ちなみに、夜は22時半〜23時くらいには寝ます。

こんな感じで仕事をしています。正直、仕事中はバタバタでやることが盛りだくさんなので、同僚と楽しく話す時間もありません。日本で働いてた時よりも仕事に集中してると感じてます。

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