フランスでもカレーは人気な料理です。家でもカレーを食べれないかなぁと思って、トマトを使ったチキンカレーを作ってみました。フランスには日本のようなカレー粉がないのですが、スーパーに売っているカレー用のスパイスを使って作りました。スパイスをつかうのは難しそうなんですが、意外に簡単に作れます。
トマト缶を使うので、さっぱりとているけどチキンがジューシーでおいしいカレーができました。
目次
カレーのスパイスの役目
カレーに使われる主なスパイスは以下のものです。フランスのスーパーにはスパイス(épice)の瓶がたくさん並んでいるので、好きな種類を選ぶことができます。
香りを付ける
- クミン Cumin:カレーという特徴的な香り
- コリアンダー Coriandre:甘くて爽やかな香り。葉はパクチーになる。
- カルダモン Cardamome:甘くて爽やかな香り
- キャトル・エピス Quatre-épices:シナモン・生姜・クローブ・ナツメグを合わせたスパイス
色を付ける
- ターメリック/ウコン Curcuma:黄色の色を付ける
辛みを付ける
- チリペッパー Piment
- 生姜 Gingembre
個別にスパイスを揃えてオリジナルなカレースパイスを使うこともできますが、スパイスの棚にはあらかじめカレーに必要なスパイスを合わせた商品もたくさんあるんです。やっぱり便利です。
Curry/Indien/Garam Masala とかかれたスパイスが主にカレーに使うことができます。メーカーや種類によって、それぞれのスパイスの配合が違っています。
いくつかのカレースパイスを混ぜてみたりしてみると、味の変化があっておもしろいと思います。基本的にはどれもカレーの味がしますので、組合せを自由にしても失敗はないというのもいいですね。
わたしもいくつかのカレー粉を適当に混ぜて使っています。

材料
4人分です。(2人分×2回)
- 鶏肉(モモ) cuisse de poulet 4本
- 塩・こしょう sel et poivre 少々
- 油(ひまわり油) huile de tournesol 大さじ2(大1+1)
- にんにく ail 1個
- 生姜 gingembre 1かけ
- 玉ねぎ oignon 1個
- トマトピューレ puré de tomate 80cl(800ml)
- カレー粉 curry 大さじ3
- 唐辛子 piment 好みで少々
作りかた
- ニンニクと生姜は細かくみじん切り、玉ねぎはみじん切りにする。
- フライパンに油(大さじ1)を敷き、弱火にかける。鶏肉の皮目を下にして、中火で焼く。焼き目がついたら、裏返して焼き目がつくまで焼く。中までは火を通さなくて大丈夫です。
- フライパンから鶏肉を取り出し、油を拭き取る。油(大さじ1)加え、ニンニクと生姜を加え、弱火にかける。
- 香りが立ってきたら、玉ねぎを加え炒める。
- 玉ねぎがしんなりとしたら、トマトピューレを加え、蓋をして煮る。
- トマトピューレが沸騰してきたら、カレーパウダーを加え、鶏肉を入れる。
- 蓋をしたまま、1時間程度煮る。

Bon appétit !
ぜひ試してみてください。
コメント