Carotte にんじん
品詞 | 名詞 |
名詞の性 | 女性名詞 |
不定冠詞 | une carotte |
定冠詞 | la carotte |
複数形 | des carottes / les carottes |
発音 | カロット |
にんじんの旬は夏頃ですが、1年中いつでも手に入れることができます。
にんじんは2000年以上前に小アジアで野生で育っており、地中海沿岸ではそのことからにんじんを消費していました。しかし、当時のにんじんは白っぱい色で皮か硬く、中身は繊維質だったそうです。そのため、ギリシア人やローマ人はあまり好みませんでした。ローマ帝国のプリニウス(Pline)は著書『博物誌』の中で、にんじんを「パスティナカ・ガルティカ(Pastinaca Galtica)」という名前で言及しています。
その後、ルネサンス時代に品種改良が行われ、にんじんの味はおいしくなりました。にんじんがオレンジ色になったのは19世紀半ばになってからでした。
栽培地 | フランス |
旬 | 5月下旬 – 7月(Carotte primeur) 7月 – 10月(Carotte de saison) |
カロリー | 40 kcal / 100 g |
ビタミン | ビタミンB9が豊富 |
- にんじんの生産
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314,856 トン(2019)
フランスでは、南西部のジロンド県とランド県で45%、西部のブルターニュ県とマンシュ県で25%、北部のソンム県とエーヌ県で10%生産されています。
- にんじんの消費量
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9.2 kg(1015-2017)
フランス人の野菜の消費量の中でにんじんは2番目に多く、購入する野菜の1/5はにんじんです。
目次
にんじんの種類
にんじんは生産期間によって3つの種類に分けられます。
- Carotte primeur
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[カロット プリムール]早生にんじん
若いうちに収穫されるにんじんのことで、5月下旬から7月までの間に出回ります。ランド地方とヴァル・ド・ロワール地方で主に栽培されています。
- Carotte de saison
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[カロット ド セゾン]旬のにんじん
7月から10月にかけて収穫されるにんじんのことです。
- carotte de garde
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[カロット ド ギャルド]貯蔵にんじん
10月以降の秋・冬の期間に販売されるにんじんのこと。
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