ベニエはパン屋さんでのおやつの定番ですが、実は夏のビーチでもよく売られていて人気があるのです。
この記事では、ベニエはどんなお菓子かについて、材料や構成について紹介しています。
目次
ベニエとは?
ベニエは揚げ菓子の総称です。穴の空いていないドーナツのようにふわふわとした食感です。
酵母を加えた生地を成形して油で揚げ、熱いうちに砂糖やシナモンパウダーをたっぷりをまぶします。中にチョコレートクリームやヌテラ、いちごやフランボワーズ、りんご、アプリコットなどのジャムを詰めることもあります。形は丸や楕円形のものがあります。
また、マスコット(Mascotte)とも呼ばれます。

夏のビーチではベニエが定番のおやつのようで、アイスや飲み物のワゴンとともに売り子さんがまわっています。海で泳いだ後に食べるベニエはなんだか特別に美味しく感じます。

ビューニュやメルベイユなどマルディグラの時期に食べられるベニエもあります。同じ形の揚げ菓子ですが、地方によって呼び名が異なります。
フランス語の名前
- Beignet
-
[bɛɲɛ] ベニエ / フランス語
- Mascotte
-
[mas.kɔt] マスコット / フランス語

ベニエの構成・材料
| 分類 | パティスリー/菓子パン |
| 構成 | 発酵パン生地/ベニエ生地 ジャム/チョコレートクリームなど 砂糖/シナモンパウダーなど |
| 材料 | 小麦粉 卵 バター 砂糖 酵母 ジャム/チョコレート/ヌテラ グラニュー糖/シナモンパウダー |
中身のチョコレートクリームはしばしばヌテラを詰めていることがあります。店での表記も「チョコレート」とありますが、中身は「ヌテラ」のことが多いです。
ヌテラはヘーゼルナッツぺ入りの甘いペーストです。チョコレートはココアパウダーが含まれているもののチョコレートの味はしないのですが、見た目から「チョコレートペースト」といわれることがあります。フランスでは大人気のペーストです。




