クレープ・ダンテルはブルターニュ地方発祥の薄く焼いた生地を対角線状に巻いたビスキュイのことです。長さ9,5cm、横2cm、厚さ6mmほどの大きさで、サクサクと軽い食感のお菓子です。
ガヴォット(Gavottes®)というメーカーのクレープダンテルが有名で、金色の紙に包装されているのが特徴です。
目次
名前
- Crêpe dentelle
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[kʁɛp dɑ̃tɛl] クレープ ダンテル / フランス語
構成
分類 | パティスリー/ビスキュイ |
構成 | クレープ生地 |
材料 | 小麦粉 バター ラクトース/牛乳プロテイン 塩 麦芽 重曹 |
誕生した時代・場所・人物
時代 | 1886年(19世紀) |
国 | フランス |
地方 | ブルターニュ地方 |
町 | – |
人物 | マリー=カトリーヌ・コルニック (Marie-Catherine Cornic) |
歴史・由来
1886年のある日、マリー=カトリーヌ・コルニックがクレープを焼いたまま放置してしまいました。彼女は思い切って折り曲げて丸めて、味見してみました。そしたらカリカリに焼けた美味しいお菓子ができていたそうです。
これがクレープダンテルの誕生のきっかけでした。
それから数十年が経ち、1920年にはガヴォットの最初のお店が開業しました。当初はマリーのように手作業で作っていましたが、1950年代には8回折り曲げる仕様の機械が開発されました。
1978年にはチョコレートでコーティングしたクレープダンテルが新発売されました。今ではミルクチョコレート、塩キャラメル味などの新しい商品が出ています。個包装された缶入りもあり、フランス土産にもぴったりです。
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