タルト・オ・プラリーヌ・ルージュはリヨン特産の赤く着色したプラリーヌを使ったタルトです。
プラリーヌはアーモンドなどのナッツに砂糖をまぶし加熱したコンフィズリーです。リヨンを中心としたローヌ=アルプ地方ではプラリーヌを赤く着色しているのが特徴です。
赤いプラリーヌと生クリームを合わせて加熱して、タルト生地に流して焼きます。
目次
名前
- Tarte aux pralines rouges
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[taʁt o pʁalin ʁuʒ] タルト オ プラリーヌ ルージュ / フランス語
「赤いプラリーヌのタルト」という意味
構成
分類 | パティスリー/タルト |
構成 | サブレ生地/シュクレ生地 プラリーヌ・生クリーム |
材料 | 小麦粉 卵 バター 砂糖 プラリーヌ(アーモンド・ヘーゼルナッツ・砂糖・着色料) 生クリーム |
誕生した時代・場所・人物
時代 | 20世紀ごろ |
国 | フランス |
地方 | オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏 |
町 | リヨン周辺 |
人物 | – |
歴史・由来
昔、このタルト・オ・プラリーヌ・ルージュはレストランや家庭で作られていました。
1992年、リヨンの北にあるパン屋ジョクトー(Jocteur)のシェフが祖母や母親が作っていたタルトを作りはじめました。販売し始めるとすぐに人気が出て、他のパン屋やパティスリーでも作られるようになりました。
現在でもジョクトーのタルト・オ・プラリーヌ・ルージュは美味しいと評判で、年間14トンのプラリネを使い、平日では200枚、週末には400枚のタルト・オ・プラリンを販売しているそうです。
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