フランス語の音読の方法と教材

この夏に始めて効果が出てきたんじゃないかなって感じている勉強があって、それがフランス語の文章をただ音読するっていうものなんですが、今回はわたしの音読のしかたと使っているおすすめの教材を紹介したいと思います。

音読のしかた

準備するもの

  • フランス語の文章が書かれたテキスト
  • その音声

音読の手順

  1. 2〜4分くらいの長さに文を区切る
  2. 文の意味を理解する
  3. リピーティングする(20回)
  4. 音声なしでテキストを見ながら音読する(20回)
  5. リピーティングする(10回)
  6. シャドーイングする(50回)

リピーティングとは?

音声を一文聞いて、再生をいったん止めて、正確に真似して声に出す方法。

シャドーイングとは?

音声を聞いて、そのまま後を追いかけながら、声に出す方法。再生は止めません。

最初はスラスラと読めないし、音声にも着いていけなかったりするけれども、30回くらいで慣れてききます。音読を続けていたら、早く慣れてくるようになります。慣れてきてスラスラと読めるようになってから、繰り返し100回まで音読を続けることが重要なんだそうです。

使っていた教材

わたしが使っていたのはフランス語の学習用のテキストです。「Le tour de monde en 80 jours 80日間世界一周」ジュール・ヴェルヌの作品です。原書から簡単な文にリライトされています。

学習用のテキストなので、音声も聞きやすいし、ゆっくりだけどリズムもよく聞き取りやすかったです。初見で辞書なしで読めるし簡単なのですが、音読するのはスラスラ読めないレベルのものにしました。

当時はB2レベルくらいだったのですが、使った教材はそれより低いレベルのものにしました。まずは、簡単な分から音読していって、徐々にレベルをあげていったほうがいいです。最初に同じB2レベルくらいの新聞記事で音読してたのですが、全く音声に付いていけませんでした。

日仏対訳「Le tour de monde en 80 jours 80日間世界一周」があります。フランス語の学習者用のテキストです。

このテキストのいいところは、物語がとてもおもしろかったところ。音読ってすごく単調で退屈なので少しでもおもしろい作品っていうところは重要です。

テキストの選び方

最初に音読する場合、テキストを選ぶポイントをまとめてみました。

  • 黙読してみて、単語はほぼ理解できる(95%以上)
  • 文法や動詞の時制も理解できる
  • 音読するとスラスラ読めない
  • 自分のレベルよりも1〜2レベル下のもの
  • 読んでいておもしろいと感じるテキスト

ぜひ、音読を試してみてください!

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

目次