今回はレモンの砂糖漬け(レモンコンフィ)の作り方を紹介します。
このレシピでは数日かけて砂糖液に漬ける方法をとっているので、レモンの皮が固くなりません。
目次
レモンコンフィとは?
レモンコンフィとは砂糖に漬けたレモンのことです。
コンフィとは砂糖やアルコール、油、酢に漬けて保存した野菜や果物のことです。肉を塩と脂につけたもののこともいいます。
フルーツを砂糖漬けにしたものをフリュイコンフィと言います。
フランス語の名前
- Citron confit
-
[シトロン コンフィ]レモンコンフィ、レモンの砂糖漬け / フランス語
« citoron » とは「レモン」のこと - Fruit confit
-
[フリュイ コンフィ]フルーツコンフィ、果物の砂糖漬け / フランス語
レモンコンフィを使ったお菓子
- ウィークエンド
シトロンコンフィのレシピ
材料
砂糖はレモンの90%、水は砂糖の1,8倍の重さで始めることで、糖度(Brix)55%から始められるようにしています。
- レモン 3個
- 砂糖 レモンの90%の重さ
- レモン汁 大さじ3杯
- 水 砂糖の1,8倍の重さ
- レモンは無農薬・有機栽培のものをつかいました
必要な道具
- 片手鍋
- ボウル
- 包丁
- 保存用の瓶・ふた
シトロンコンフィの手順
数日かけてレモンに砂糖を浸透させることで、皮が固くなりません。
STEP
1日目
レモンの表面を洗います。
鍋にレモンを入れ、レモンが浸るくらいの水を加え、火にかけます。沸騰したらお湯を捨てます。
再び鍋に水を入れ、レモンを5分ほど煮る。
レモンを取り出し、水に浸けます。苦味を抜くために、そのまま1日おきます。

STEP
2日目
レモンを輪切りにします。

鍋に水(レモンの1,8倍)と砂糖(レモンの90%)、レモン汁を入れ、火にかけます。砂糖が溶けたら、レモンを加えます。そのまま1日おきます。
レモンから水分が出てきてシロップ(砂糖液)が薄まり、同時に砂糖がレモン皮の内部に入っていきます。

STEP
3日目
レモンを取り除き、シロップを10分ほど煮詰めます。レモンを漬け、そのまま冷まします。

STEP
4日目
3日目と同じ作業をもう一度行います。
シロップにとろみがついて、艶が出ていたらできあがりです。

そうでなければ、翌日以降(5日目〜7日目)も同様に続けます。

保存方法
- 鍋に水を入れ、沸騰させます。
- お湯の中に、瓶と蓋を入れ10分ほど煮ます。
- 瓶と蓋を取り出し、水分を切ります。
- レモンコンフィと煮汁を加え、蓋をします。


ぜひ試してみてね!
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