Asperge アスパラガス
品詞 | 名詞 |
名詞の性 | 女性名詞 |
不定冠詞 | une asperge |
定冠詞 | lʼasperge |
複数形 | des asperges / les asperges |
発音 | アスペルジュ |
基本情報
栽培地 | ヨーロッパ |
旬 | 3/4/5/6月 |
カロリー | 18 kcal / 100 g(ホワイトアスパラガス) 26 kcal / 100 g(グリーンアスパラガス) |
ビタミン | ビタミンB9が豊富(ホワイトアスパラガス) ビタミンB9とK1が豊富(グリーンアスパラガス) |
歴史
アスパラガスは地中海沿岸地方が原産であるとされており、エジプト人やギリシャ人によって最初に食べられていました。当時は栽培していたわけではなく、野生のアスパラガスを食べており、その後、ローマ人によってアスパラガスの栽培が始まりました。しかし、アスパラガスは高価なものでした。
アスパラガスはルネサンス時代に再び登場し、グルメの間で人気となりました。当時はアスパラガスは贅沢品であり、特に宮廷で消費されていました。アンリ3世は寵臣に振る舞い、ルイ14世は季節を問わずこれを食卓に並べるように命令しました。そのため王室庭園の責任者であるラ・カンティニー(La Quintinie)は、小屋の中で栽培するシステムを開発しました。
19世紀初頭まではアスパラガスは非常に高価で手に入れることができるのは一部の裕福な人々のみでした。その後、アスパラガスの栽培が広がり、最初はパリ地方、1870年代にロワール渓谷で栽培がはじまり、一般的に消費されるようになりました。
アスパラガスの種類
アスパラガスにはホワイトアスパラガス(白)、グリーンアスパラガス(緑)、紫アスパラガス(紫)といった種類があります。これらの色は品種ではなく栽培方法により、収穫前に太陽にさらす時間の長さによって決まります。
- Asperge blanche
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[アスペルジュ ブランシュ]ホワイトアスパラガス
アスパラガスの穂先が地中から出てきたらすぐに収穫します。そのため表皮も中身も白色をしています。上品で繊細な味わいです。
- Asperge violette
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[アスペルジュ ヴィオレット]紫アスパラガス、パープルアスアラガス
アスパラガスの穂先が地中から数センチ出てきたら収穫します。日光に多く当たっているので、フルーティな味わいになります。
- Asperge verte
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[アスペルジュ ヴェルト]グリーンアスパラガス
地中から穂先が15センチほど成長したら収穫します。柔らかさを保つために地中から出たらすぐに囲いを被せます。
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