プラリュリーヌはピンク色をしたかわいいお菓子で、販売している店では週末になると行列ができるほど人気なのです。
この記事では、プラリュリーヌとはどんなお菓子か、構成や材料、誕生した歴史を詳しく解説しています。
目次
プラリュリーヌとは?
プラリュリーヌはショコラティエのプラリュ(Pralus)の看板菓子で、ピンクに色付けしたプラリーヌを詰めて焼いたブリオッシュのことです。
バレンシア地方のアーモンド、ピエモンテ地方のヘーゼルナッツで作る自家製プラリネをブリオッシュ生地に混ぜ合わせています。
プラリュはロアンヌに本店のあるショコラティエで、リヨンやパリなどフランス各地に多くの支店を持っています。プラリュリーヌはとても人気で週末には行列が出るほどです。


フランス語の名前
- Praluline
-
プラリュリーヌ / フランス語
プラリュリーヌの構成・材料
分類 | ヴィエノワズリー/ガトー |
構成 | ブリオッシュ生地/プラリーヌ |
材料 | 小麦粉 水 バター 卵 砂糖 酵母 塩 アーモンド ヘーゼルナッツ グルコース 着色料 |
プラリュリーヌが誕生した由来
時代 | 1955年(20世紀) |
国 | フランス |
地域圏 | オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏 |
町 | ロアンヌ(Roanne) |
人物 | オーギュスト・プラリュ氏(Auguste Pralus) |
プラリュの初代オーナーのオーギュスト・プラリュ氏(Auguste Pralus) は1920年に誕生しました。1955年にはパティシエの最優秀職人(Meilleur Ouvrier de France)の称号を得て、同年、プラリュリーヌを考案しました。
もともとローヌ=アルプ地方には赤く色付けしたプラリーヌが特産で、それで作るブリオッシュやタルトが有名です。プラリュリーヌは他の赤いプラリーヌの入ったブリオッシュ(Brioche aux pralines rouges)よりも生地が柔らかく、プラリーヌがピンク色をしているのが特徴です。
関連するお菓子
- Brioche aux pralines rouges(ブリオッシュ・オ・プラリン・ルージュ)
- Brioche de Bourgoin-Jallieu(ブリオッシュ・ド・ブルゴワン=ジャイユー)
- Brioche de Saint-Genix(ブリオッシュ・ド・サン=ジュニ)
- Gâteau Labully(ガトー・ラビュリー)
- Tarte aux pralines rouges(タルト・オ・プラリン・ルージュ)