丁寧につくるオレンジコンフィ(砂糖煮)のレシピ

オレンジコンフィを手作りで作りました。

オレンジを使ったお菓子作りにハマっていたときに、オレンジコンフィから手作りしてて、そのときのレシピです。

オレンジコンフィとはオレンジの砂糖煮(砂糖漬け)のことです。焼き菓子に入ってたり、オランジェット(オレンジコンフィとチョコレート)などで使われるお菓子の材料です。

これって手作りもできるんですよね。作るのに時間はかかるのですが、ただ煮て冷ますの繰り返しですので、意外に簡単に作れてしまいます。

ただ、手作りで作るとすごくおいしい!お店に売っている物よりも数倍美味しいです。オレンジを3日間かけて煮詰めていくので、味も濃厚になります。

ぜひ、手作りのオレンジコンフィに挑戦してみてはいかがでしょうか。

目次

材料

  • オレンジ 好きなだけ(鍋におさまる程度)
  • 砂糖 オレンジの90%の重さ
  • レモン汁 大さじ2

準備

  • 鍋(深さがあり蓋のあるもの)
  • つまようじ
  • ザル
  • ボウル
  • 保存用の瓶(ふた付き)

保存用の瓶は大きめの500mlサイズがあると便利です。

作りかた

1. オレンジの表面をよく水で洗う。丸ごとのオレンジの表面に爪楊枝で数十回くらい穴をあける。オレンジの皮にしっかりと砂糖がしみわたるために穴をあけます。

2. オレンジを深鍋に入れ、オレンジが浸るほどの水を加え、火にかける。沸騰したらお湯を捨てる。

3. 水を再び加え、15分ほど煮る。

4. 15分煮たら、オレンジを取り出し、冷水に浸ける。そのまま1日以上浸したままにする。夏場は冷蔵庫に入れてください。

5. 1日以上浸したら、オレンジを取り出し、輪切りに切る。

6. 深鍋に切ったオレンジと砂糖(砂糖の90%の量)を加え、弱火にかける。

オレンジコンフィ

7. オレンジと砂糖を鍋にいれたまま沸騰させます。沸騰したら火を止め、そのまま鍋ごと冷まします。

8. 鍋が冷めたら、オレンジだけ取り出しザルに入れておく、煮汁のみを煮詰めます。10分ほど煮汁を煮詰める。

9. すぐにオレンジを鍋に戻し、弱火で10分ほど煮る。火を止め、鍋ごと完全に冷ます。

10. 上記の手順⑦⑧⑨を4回繰り返す

はじめは煮汁の色が透明に近い色ですが、煮詰めるのを来る返すと徐々に色が濃くなっていきます。

オレンジコンフィのレシピ|丁寧に作る極上の作りかた
オレンジを煮詰める最初の頃の煮汁の色
オレンジコンフィ
徐々に褐色と色づいてきます。

煮汁も次第に少なくなってきて、とろみがついてきます。

オレンジコンフィ
このくらい濃い褐色になるまで煮詰めます

煮汁がどろっとしていなかいと感じたら、煮詰める回数を増やしてもかまいません。

11. 最後にレモン汁を加え、5分ほど煮たらできあがりです。

オレンジコンフィ
このくらいの濃い褐色になればOKです。どろっととろみがあって重みがあります。

オレンジに光沢がでて、煮汁がどろっと煮詰まればできあがりです。

オレンジコンフィのレシピ|丁寧に作る極上の作りかた
オレンジにつやが出ています
オレンジコンフィのレシピ|丁寧に作る極上の作りかた
完成です!

保存方法

オレンジコンフィは砂糖を大量に使っているため、長期間保存できます。

  • 鍋に水を入れ、沸騰させる。
  • 沸騰させたお湯の中に、瓶と蓋を入れ10分煮る。
  • 瓶と蓋を取り出し、水分を切ります。
  • オレンジコンフィと煮汁を加え、蓋をする。
オレンジコンフィのレシピ|丁寧に作る極上の作りかた
瓶詰め

熱して冷ますということを繰り返して、オレンジに徐々に砂糖液を浸透させていきます。オレンジの重さとほぼ同じ量の砂糖(90%)も使うので、少しずつ煮詰めていかないとオレンジにしみ込まないんです。

市販のオレンジコンフィは固かったりするんですが、手作りのものは皮も柔らかく食べれます。しかも、手間はかかるんですが、安くできるのもいいですよね。

パウンドケーキやスコーンに練り込んで作るとほんとにおいしいですのでおすすめです。

ぜひ、時間のあるときに試してみてください!

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