「アミアンのマカロン」は円筒形で表面がざらざらした硬い食感のマカロンで、北フランスのアミアンの特産です。
卵白を泡だてないため、生地が引き締まり食感が硬くなるのが特徴です。
「アミアンのマカロン」の材料はアーモンドプードル、卵白、蜂蜜、アプリコットのジャムです。蜂蜜の代わりに粉糖、アプリコットのジャムの代わりにりんごのジュレを使うこともあります。重さはひとつ15~20gほどで、
目次
名前
- Macaron d’Amiens
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[makaʁɔ̃damjɛ̃] マカロン ダミアン / フランス語
「アミアンのマカロン」という意味
種類・構成
分類 | パティスリー/プチフール/マカロン |
構成 | マカロン生地 |
材料 | アーモンド 卵白 蜂蜜 アプリコットのジャム |
重さはひとつ15~20gほどです。
誕生した時代・場所・人物
時代 | 1834年ごろ(19世紀) |
国 | フランス |
地方 | オー=ド=フランス地域圏 |
町 | アミアン |
人物 | パティシエ(トロニュ家) |
歴史・由来
「アミアンのマカロン」の起源は16世紀にイタリアからもたらされたとされています。
1533年、イタリアのカトリーヌ・ド・メディシスがフランス王アンリ2世と結婚した際に、同行した料理人がフランス宮廷でマカロンを広めました。その後、きっかけは分かっていませんが、アミアンでもマカロンが作られるようになりました。
1834年からは、大聖堂広場に店を構えていたトロニュ家が「アミアンのマカロン(Macaron d’Amiens)」として製造を始めました。アーモンドと砂糖、蜂蜜、卵白、甘いアーモンドオイル、苦いアーモンドエッセンスを材料としており、1872年からレシピを変えていません。
この店ジャン・トロニョー(Jean Trogneux)は現在でも大聖堂近くで営業しており、「アミアンのマカロン」が看板商品となっています。1989年4月3日、「アミアンのマカロン」の商標は商業裁判所の記録に載り、1990年代にはオリジナルのレシピがアミアンのマカロン協会に認められました。
この店はフランス大統領の夫人ブリジット・マクロンのご実家としても有名です。
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