フランスで歴史を学べる通信制大学の学士課程[全8校を紹介]

フランスの大学の学士課程の歴史学科には、通学制・通信制のどちらもあります。

働いている場合など通学できない人は、通信制を選ぶことができます。

フランスで歴史を学べる通信制大学の学士課程は、公立と私立合わせて8校あります。レンヌ第2大学、エクス=マルセイユ大学、フランシュ=コンテ大学、カーン=ノルマンディ大学、パリ=ナンテール大学、トゥールーズ・ジャン・ジョレス大学、ボルドー=モンターニュ大学、ドミュニ大学とフランス各地にあります。

以下の情報は2024年4月時点のものです。実際に応募する場合には最新の情報をご確認ください。各大学の記事の下には公式サイトのリンクを貼っています。

目次

レンヌ第2大学

フランス西部のブルターニュ地域圏にある公立レンヌ第2大学(Université Rennes 2)に通信制の人文社会科学学部歴史学科があります。歴史科学コースと歴史政治学コースの2つがあります。

試験は各学期の終わりに、筆記と口頭試験はレンヌ第2大学内で行われます。宿泊が必要な場合もあります。また、6月に補習もあります。

学費にあたる登録料は年間 451 €です。

エクス=マルセイユ大学

南フランスにある公立エクス=マルセイユ大学(Université d’Aix-Marseille)にも通信制の歴史学科があります。1年次には「歴史・地理コース、2-3年次に「歴史強化コース」に分かれます。

試験は各学期末に現地エクス=マルセイユ大学で行われます。登録料は年間 360 €です。

フランシュ=コンテ大学

フランス東部にある公立フランシュ=コンテ大学(Université de Franche-Comté)の人文社会科学学部のなかに歴史学学科があります。

カーン=ノルマンディ大学

フランス北西部にあるカーンにある公立カーン=ノルマンディ大学(Université de Caen-Normandie)の人文社会科学学部に歴史学科があります。歴史・社会科学コース、歴史・政治科学コース、歴史・考古学コースの3つに分かれます。

試験は現地カーン=ノルマンディ大学で、年2回学期末に筆記と口頭で行われます。

パリ=ナンテール大学

パリ西部のナンテールという町にあるパリ=ナンテール大学(Université Paris Nanterre)の人文社会科学学部に歴史学科があります。パリ=ナンテール大学はパリ第10大学とも呼ばれています。

トゥールーズ・ジャン・ジョレス大学

フランスの南西部にあるトゥールーズにあるトゥールーズ・ジャン・ジョレス大学(Université Toulouse-Jean-Jaurès)の人文社会科学学部に歴史学科があります。

登録料は222 €、もしくは308 €となり、住んでいる国によって異なります。日本在住の場合は308 €です。

ボルドー=モンターニュ大学

フランス南西部にある公立ボルドー=モンターニュ大学(Université Bordeaux Montaigne)に人文社会科学学部歴史学科があります。3年次に3つのコースに分かれます。

スタージュ(研修)は強制ではないが、推奨されディプロム取得にも影響するとのこと。試験期間以外に研修を行なうとされています。

登録料は年間300 €です。

ドミュニ大学

ドミュニ大学(Domuni Universitas)はトゥールーズにある私立の高等教育機関で、すべての講座が通信制となっています。その中に歴史学科もあります。学士はBachelorといい、私立の学校やビジネススクール、エンジニアの学校に用います。たとえば、Bachelor 3まで取得すると、Licence 3 に相当します。

登録料は、各年次につき1,800ユーロです。たとえば、1年次を2年かけて取ったとしても登録料は1年次分のみです。

以上、通信制のある歴史を学べる大学の学士課程を8校紹介しました。ぜひ、参考にしてください。

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